一枚張り障子紙の中にアイロンで張る障子紙があります。これは熱でノリが戻ってつくというもので、障子紙の片面全体にノリがついています。ノリもハケも不用で、周囲も汚さず、手軽に簡単に張れる障子紙です。ただし張り上がったあと、部屋側がノリの面(プラスチックフィルム)になるので、丈夫で冷暖房効果がありますが、通気性がなく、本来の障子の風合いに少し欠けます。はがすときも、アイロンをかければはがすことができますが、水ではがれるものもあるので、説明をよく読んでください。
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張るときは障子を寝かせて、アイロンはドライの中温にしておきます。障子紙を障子の上に載せ、上枠の中央にアイロンの先を当てて、仮止めします。たるみのないように障子紙を広げていき、下枠の中央もアイロンで仮止めします。中央の桟の上にアイロンを載せ、上下、左右へ向かってゆっくりアイロンをかけ、そのあとすべての桟にアイロンをかけます。枠の部分も紙じゃくり部分にかけていき、その後余分な紙を定規を当てながら切ります。枠についてしまった紙は、アイロンをかければはがれます。張り上がったら、全体に軽く霧吹きすると、ピンと仕上がります。