床の支え方は、一階と二階とで基本的にちがっています。一階の床下は地下室がなければすぐ地面なので、床も直接この地面から支えることができます。まず束石(つかいし)の上に床束を立て、その上に「大引」と呼ばれる部材を載せます。その役割は二階の梁に相当するものですが、短い間隔で束に支えられているので、太い必要はありません。たいていは柱と同じくらいの断面のものです。床板を張るためには、この大引の上に「床根太」を渡します。
[参考情報]
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根太は、断面が四〜五センチ角くらいの細い棒です。これを、三〇〜四五センチほどの間隔で並べます。二階の床はその下に一階の部屋があるので、どこででも支えるというわけにはいきません。そこで、太い「床梁」を架け渡します。一階の部屋が一〇畳ていどまでの常識的な広さであれば、この二階の床梁のスパンも二間かせいぜい二間半なので、それが折れるというような強度上の問題はまず生じません。床梁の上に根太を載せ、床板を張るのは、一階の床と同じです。