売るのが先か工事着工が先か、ということになるが、着工してもらうための自己資金(請負契約のさいの支払いに用いる)があれば、公庫融資時期などに合わせて、先に着工するとよい。そして工事を進めながら、これまでの住宅を売却するという手順である。ところが、古い住宅の売却がはかばかしくいかないときはどうするか、という問題が起こってくるが、こうしたことを防ぐためには、まず売却も仲介能力のあるところに出すことが必要であり、“欲ばった”価格をつけないことも大切である。それでも売却が遅れるようなときは、工事業者と売却ができるまで支払いを待ってもらえないか、という話し合いをしておきたいものだ。そうでなくともて土地さえあれば、建築費用の八〇%の住宅ローンも利用できるので、二〇%程度の自己資金さえあれば、新しい住宅の新築は可能なはず。したがって、建築費用の二〇%程度の自己資金でもって工事に着手し、残りの分は住宅ローンを利用して注文住宅を建てるようにすればよい。こうした方法をとれば、これまでの住まいは、かなり余裕をもって売却ができるはずである。
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