「海外の本店に行かなくても、そこに行けば食べられる」レストランや「そこに行くしか手に入らない」ショップで構成されているのです。新しい商店街は、オープン当初はモノ珍しさから賑わうことはままあることでしょう。しかし、それを継続、拡大していくには「ほかとは違う何か」が必ず必要になってきます。これは商店街だけにあてはまることではありません。さまざまな生活施設にも共通します。教育熱心な学校、利用者の立場に立った公共サービスなども同様です。一部の地域では学区の規制が緩やかになり、公立校と言えども競争原理が導入されだしました。公共サービスも例外ではありません。図書館を例に挙げてみましょう。単に図書館という箱があるだけでは何の魅力もない。たとえば、書籍だけではなく、CDも無料でレンタルできる、インターネットが自由に閲覧できる、さらに自分でパソコンを持ち込める、といったサービスをすべて網羅している施設はまだ少ないのではないでしょうか。しかし、実際の利用者の立場に立てばその使い勝手には雲泥の差があるのです。高齢化社会に突入した昨今、どの行政でも街が「ゴースト化」しないための努力を怠ればすぐに予算縮小、あるいは合併の危機にまでさらされます。これから行政の取り組みは商業施設と同様に、その街の魅力を大きく左右することは間述いないでしょう。そして、その魅力ある生活施設は、隣接や遠方エリア居住軒に「住んでみたい」という気持ちを芽生えさせます。より多くの人の「住んでみたい」気持ちがその街の住宅用不動産としての価値を押し上げるのです。
[参考]
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