地域のマンション情報手引き

なぜ駅前再開発が続いたのか

2011.11.25

都市再開発法が施行されるのと時を同じくして基本計画の策定が始まり、同法の適用第一号となったのが、デパートの「そごう」をキーテナントとした千葉県柏市の国鉄常磐線柏駅東口における再開発だった。施工者は柏市だった。その後はごく近年までずっとこのパターンが繰り返されてきた。もっとも、国上交通省はその刊行物ではひた隠しにしているが、各地で再開発事業が難航し、破綻もしている。ところで、なぜ駅前開発だったのか。理由は簡単で、確実に採算が取れる、いや大きな儲けが期待できる場所は駅とその周辺であったからだ。

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後にみるように莫大な補助金がでるとはいえ、建築物の工事費などは保留床の売却で稼ぎ出さなければならない。ゼネコンや不動産会社が仕切るから、なおさら儲け優先になる。もちろん、ほとんどの場合、駅前ならもともと用途地域が商業地域になっていて、はじめから大きな容積率が設定されており、それに「高度利用地区」制によるボーナスがつくのだから、まさに再開発適地なのであった。